iPad奮戦記
iPadを買った。使えるかどうか分からないが、ともかく何事にも挑戦してみようと購入したのである。新しいことにチャレンジするということでいえば、当コラムを始めたのもその一環である。
iPadはなかなかの人気らしく、予約しなければならない。どのくらい待つのかと聞いたら、タイミングの良い人なら予約してから1週間程度で手に入ることもあるが、運が悪いと1カ月ぐらいかかるかもしれない、ということであった。ところが予約して3日後に、明日入荷するので受け取りにきて下さい、と連絡があった。ただし予約者が多く、窓口の混雑を避けるために30分単位で予約してくれという。そこで事務所から近いので9時半に行くことにした。
事務所に戻って、締め切りの原稿を1本書き上げ、早速、iPadに挑戦。ともかくメールだけでも早く使えるようにセットしようとしたのだが、なかなかできない。結局、約半日かかってもダメだった。初日に完結したことは何かと考えたら、電池を100%充電したことだけという有様。
10何年も前のことになるが、ある雑誌からトラック運送業界におけるIT活用の現状、といったテーマでの原稿依頼があった。当時はパソコンを始めたばかりで、メールのやり取りはできたのだが、原稿を添付する仕方が分からなかった。いろいろやってみたがダメで、結局、プリントしてFAXした。すると編集者から「森田さんには、これからはIT関連の原稿は頼めませんね」と笑われてしまったことがある。
こんなことでiPadの方も、いったいどうなる事やら不安だ。一つだけハッキリしたのは、毎日、持ち歩いているカバンが以前より重くなったということである。
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