偶然の隣席
偶然もたび重なると必然になるといわれる。必然とまではいかないが、偶然ともいえることが、この間、立て続けに起きた。
6月、7月と何度かセミナーの講師をしたが、研修会終了後の懇親会でいろいろな方とお会いすることができた。6月の中旬には席が指定されたテーブルで、筆者が発行している会員制情報誌の読者企業の人が右隣の席だった。先週のセミナーでも、やはり懇親会で指定された席に座ったら、12年ぶりの人が左隣の席だった。12年前に、あるグループが敦賀から小樽までのフェリーに乗って洋上セミナーをしたのだが、その時にフェリーの2人部屋で一緒だった人である。大変な失礼をしてしまったのだが、初対面のつもりで挨拶したら、先方は筆者を覚えていてくれた。このときは右側の2人目の席の人も、今年2月のセミナーでご一緒した人だった。
さらに、これも先週のセミナーの後の懇親会だが、やはり指定された席に座ったら、左隣の席が6年ぶりにお会いする人だった。6年前にある路線会社の幹部研修会に呼ばれたのだが、その当時は常務だった人で現在は代表取締役専務になっている。6年前の研修の時に、駅まで迎えに来てくれると言うのをお断りした。すると迎えを断る理由を聞かれたので、時間的に余裕があるので久しぶりにあるウナギ屋で昼食をとってから入るつもりだと言ったら、そのウナギ屋を予約してくれて社長はじめ何人かの人と食事をしたことがある。その時にご一緒した方だったので当時の話題になったのだが、それにしても地元で有名なあのウナギ屋を良く知っていましたね、という話になった。
6月下旬の別のセミナーでは懇親会がなかったのだが、2週間前のセミナーでも話を聞きましたと名刺交換に来られた人があった。もちろん主催者もテーマも違うが、わずか2週間に2度も話を聞いていただけるとはありがたいことである。
新しい出会いがあれば、久しぶりの再会もある。この間、偶然の隣席が連続したが、夏以降も順調に仕事が入ってくることを願っている。
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