ヒッグス粒子
ヒッグス粒子の存在が、99%以上の確率で確認されたという。専門的なことは全く分からないが、新聞などの報道によれば、素粒子は物質を構成する最小単位といわれる。その素粒子の中でもヒッグス粒子は神の粒子とも呼ばれ、あらゆる物質の質量を生み出す機能をもつ。素人解釈ながら、まぁ、この程度に理解することができた。
ヒッグス粒子は、素粒子に質量を与える理論上の粒子として、1964年にエディンバラ大学のピーター・ウェア・ヒッグス教授が提唱したのでそう呼ばれている。存在が確認されれば、仮説が提唱されてから48年目にしての発見となる。世紀の大発見といえるだろう。しかも世界中の多くの学者が協力して研究に取り組んできた成果という点でも意義がある。
小生が小学生の時に読んだ本や中学校で教えられたのは、元素の最小単位は原子だったと記憶している。その当時、原子核のまわりを電子が周っている挿絵をみて、まるで太陽系のようだと思った。太陽を原子核とすれば地球などの惑星は電子である。そして太陽系は計り知れないほど大きな物質を構成する原子の一つに過ぎないのではないか。まして地球や、その中の自分の生活圏など微々たるもの。そんな想像に浸ったこともあった。
しかし、原子は原子核と電子で構成され、原子核はさらに陽子、中性子、中間子から成っている。したがって、それらはさらに分析できるため、現在では原子は物質を構成する中間単位で、素粒子が最小単位とされているようだ。科学は常に進歩していることを実感する。
ヒッグス粒子のニュースを考えていたら知恵熱がでてきた。現実の世界に戻ろう。でも、ヒッグス粒子が素粒子に質量を与えるとすると、ヒッグス粒子がなければ「過積載」もないことになる? なんてことは間違っても考えていません。
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