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2013年1月14日

迷惑メール?

 前回は年初ということもあって、「初仕事 迷惑メールの 削除から」と書いた。ところが、である。その直後に迷惑メールとおぼしきメールが送られてきた。請求書のメールだが、会社名に覚えがない。瞬間的に、これは今はやりの詐欺かも知れないと判断した。振り込め詐欺の一種だろうが、他人ごとではなく、とうとう自分にもきたか、と思ったのである。

 騙されて振り込むほどもうろくしてないぞ、というのが最初の受け止め方だった。次に、それにしても新年早々こんな迷惑メールを送ってくるなんて、と頭にきた。さらにその次に、自分の悪い癖なのだが、何か仕返しはできないものかという反骨心が湧いてきた。そこで考えたのは、警察に届けて、その上で「ご請求の件については警察で対応してもらいます。振り込みませんので、なんでしたら集金に来て下さい。貴社の益々のご隆盛をご祈念申し上げます」と返信してやろうか、ということだった。

 だが、そんな遊びをしているほど暇ではない。まず自分の気持ちを静めて、消去してしまうのが妥当だろうと判断したのである。そこでメールを読んだら、請求金額や請求明細は添付となっている。へたに添付資料を開くとヤバイと思って、すぐに消去した。

 しかし、消去した後もなぜか気になってしょうがない。その時、ひょっとしたらと思い出した。事務所の賃借料である。小生の事務所は約1.5坪(約3畳)と狭い。1人から2、3人(スペースがいろいろある)で仕事をしている人たちを対象に、小さく区切った事務所を提供するサービス会社の会員になって、すでに10数年間入居している。

 このサービス会社が昨年夏ごろ、あるグループに加盟した。その後も数カ月間は従来の社名で請求書が来ていたのだが、昨年12月にグループ名の請求書に変わった。そして、今年1月からは請求書を電子メールにするという案内状が添えられていたことを思い出したのである。

 そこで、さっそく電話で問い合わせたら、やはり賃借料の請求書だった。振り込め詐欺の一種かと思って消去してしまったので、送信し直してくれるように話して一件落着。世の中が便利になったのか不便になったのか、さっぱり分からない昨今である。

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