姫島村
いつも月曜日は夕方からの予定が入っていない限り、早めに帰宅して夜8時からNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を観る。笑福亭鶴瓶さんがゲストと様ざまな地方に行き、そこに住む人たちと接する楽しい番組だ。ゲストが希望した地方に行くらしいが、旅の舞台となる町が過去に訪れた所なら懐かしいし、一度も行ったことのない町なら、近くに行く機会があったら足を延ばしてみようという気になる。
先々週(1月26日)と先週(2月2日)は、鶴瓶さんとゲストの六角精児さんが大分県の姫島村を訪れた。姫島村は国東半島の伊美港から約6㎞離れた姫島で、1島1村の自治体である。
姫島に行ったのは2011年11月12日~13日なので、あれからもう約3年3カ月が経つ。前日に福岡で仕事があったので、翌日朝に博多駅から特急で宇佐駅まで行き、そこからバスで伊美港に行った。誤算だったのは宇佐駅からのバスである。本数が少ないだろうと覚悟していたが、発車して間もなかったので次のバスまで2時間以上も待つことになった。小さな待合所には年配のご婦人が1人いて、「昔はもっとバスの本数があったのに‥」と、自分の不便よりも遠方から来た私を慰めるような口調だった。これもせっかくの機会だからと頭を切り替え、徒歩で回れる範囲で写真を撮って歩いた。自分にとっては格好の被写体があり、それはそれで楽しかった。
宇佐駅から伊美港まではバスで約1時間。伊美港にはフェリーが接岸していて、待ち時間がなく出港した。乗船時間は約20分で姫島港に着いた。予約しておいたペンション野路菊の奥さんが車で迎えに来てくれて、まずは宿泊先に荷物を置き、自転車を貸してくれたので島内を一周することにした。翌日のフェリーの時間までかけて自転車で島内の主だったところは周ることができた。
番組で放映された場所はほとんど記憶に残っていた。しかも自分が1泊したペンション野路菊を鶴瓶さんが訪ねたのである。自分がお世話になったのは1泊だけだったが、テレビでオーナーご夫妻の顔をみて懐かしかった。また、大分大学工学部の女性の助教がゼミの学生を伴ってフィールドワークに来ていて、番組に出てきたあの部屋で、一緒に話をしたことを思い出した。また、機会があったら行ってみたいと思っている。
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