「爆歩き」と「爆当り」
12月31日、1月1日と3日は、それぞれ3時間以上歩いた。4、5年前までは、高尾山に登って陣馬峠や相模湖に抜けたり、御岳山に登って奥多摩まで歩いたりと、年に数回は1日5、6時間も歩くことがあった。だが最近はほとんどなく、とくに昨年は体を動かす機会がなかった。そこで年末年始に集中的に歩くことにしたのである。流行語になった「爆買い」ならぬ「爆歩き」だ。
しばらく運動をしていないので平地を歩くことにした。それでも3時間以上も歩き続けると、さすがに足腰がつかれる。だが、それでも筋肉痛にはならないので、まだまだ大丈夫と自信を持った。今年はできるだけ山歩きをしようと思う。
1月2日は車で出かけたので、ほとんど歩いていないが、ある商業施設のインショップで年賀用の商品を買ったら良いことがあった。店員さんがレシートを渡しながら、「あそこで抽選をしているので、レシートを見せれば1回できますからどうぞ」といって、数メートル先の抽選コーナーを指さした。「どうせ当たらないから」と言ったら、「いや、当たるかもしれませんよ」と勧めてくれる。
抽選コーナーには数人が並んで順番待ちしていたが、せっかくだからガラガラ・ポンをやってみた。すると黒い球が出てきたのであれ、と思ったら、若い女性の人が「わぁ、当りました。おめでとうございます」という。隣の中年の男性が、「一番良い賞がでました」といって景品をくれた。そこで、先ほど購入した店に戻り「ありがとう。本当に当たっちゃいました」とお礼をいったら、店員さんと責任者と思しき人と2人で「良かったですね」と言ってくれた。
景品は「ニンテンドー3DSLLパールホワイト」だ。夜、家に戻ってから、孫たちを連れて帰ってきていた長女に聞いたら、ネット通販などで1万9000円ぐらいしているらしい。孫にやろうかと言ったら、まだ早い(幼い)から、「お父さん自分で遊びなよ」という。小さなうちから、あまりゲームをさせたくないというニュアンスもあったので、自分で使うことにした。
「今年1年分のツキを全部使っちゃったんじゃない」と家族みんなから言われたが、いやいや、そうじゃない! これは、今年が「爆当り」の年になるという、ほんの僅かな予兆に過ぎないのである。
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