サミット
伊勢志摩サミットも無事に終了して良かった。何といっても最近は世界のどこでテロが起きるか分からない物騒な世の中である。サミットの内容はともかく、各国の首脳が一堂に会して話し合うことは良いことだ。だが同時に、テロリストなどにとっては存在を誇示する絶好の機会となる。開催国としては万全の態勢で防がなければならない。
当事務所のある新宿駅周辺は、警備の警察官だらけだった。1日の平均乗降客が日本で1番多い新宿駅は(世界でも1番らしい)、ソフトターゲットとして狙われやすい。警察官が目立つのも仕方がないのだが、人件費だけでも大変だろうなと思ってしまう。とくにサミット会場周辺は全国から警察官が動員されているだろうから、交通費や宿泊費、出張手当や残業代などいくらぐらいかな‥と世俗的なことを考えてしまう。
渋谷駅では不審なスーツケースが見つかって、警視庁の爆発物処理班が出動する騒ぎもあった。持ち主の若い女性が名乗り出て、危険物ではないことが確認できて一件落着。しかし、サミット警備のためにコインロッカーが使えなくなっていたのでそこに置いたというのだから、何といって良いのやら言葉が見つからない。
オバマ米大統領の広島訪問も良かった。翌日の新聞で翻訳された演説の要旨を読んだが、なかなかの名演説だと思った。多くの人の心をとらえるような表現や構成になっている。ブレーンやスタッフが優秀なのはもちろんだが、何といってもリーダー本人の意識や考え方が表れているのだと思う。
そんな中で、サミット会場の手前の鳥羽市に6月下旬に急遽行くことになった。鳥羽には11月に行くことが昨年のうちから決まっていて、ついでに近くの離島を訪ねる予定を組んでいる。だが今回は急な話だったので1泊して翌日すぐに東京に帰るスケジュールだ。
さらに6月の第2週には四日市市に2回も行く。そのうちの1回は急に決まったものだ。偶然だが、6月は三重県に3回も行くことになる。これも我がサミット効果? なのかな。
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