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2016年8月22日

酷暑見舞い

 あいかわらず暑い日が続いている。さすがに8月も半ばを過ぎると、朝夕は感じが多少違ってくるが、それでも日中の暑さは異常だ。最高気温が40℃に近いような地域すらある。

 自分の生まれ育ちは茨城県の田舎だが、子供のころは32℃、33℃といったら、この夏最高という感じだった。大人も子供も「さすがに暑いはずだ」と異口同音に言ったものだ。それがこのごろでは35℃以上と聞いてもさほど驚かなくなってしまった。当時と比べると最近は最高気温が5度ぐらい高くなっていると思う。

 小学生時代の夏休みは、曇天でもたいてい近くの小川で泳いで過ごした。さすがに雨の日は体が濡れてしまうので泳がなかったが!? 畑からスイカや瓜、トマトなどを持って行って、流されないようにして川の中に入れておき、おやつ代わりに食べたものだ。川の水はきれいではなかったが、泳いでいて口に入っても平気だった。おそらく今なら腹の調子がおかしくなってしまうに違いない。

 それにしても温暖化の進行はどこまで続くのだろう。短期的な集中豪雨の頻発なども含めて、このままいくと、いずれは関東や東北地方まで熱帯地域のようになってしまう。子供たちは夏休みに家の庭に生えているヤシの木からヤシの実をとり、喉が乾いたら飲むなどといったことになるかもしれない。

 2012年8月6日の『温暖化』でも書いたが、いずれは北海道が経済活動その他で日本の中心になることも考えられる。5、6年前になるかと思うが、10人ほどで北海道の物流インフラなどを視察をしたことがある。その時、石狩湾新港で整地された土地をみて、「温暖化が進むとこの辺が日本の経済の中心になるから、今から土地を買っておいたら」といったら、ある社長が「それまで会社が存続しているかどうかの方が問題だよ」といったので、みんなで笑ったことがあった。

 それはともかく、残暑見舞いならぬ、酷暑お見舞い申し上げます。

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