アナログネイティブ
スマホネイティブと呼ばれる世代があるようだ。正式な定義は知らないが、昨年(2015年)3月に大学を卒業した人たちが高校1年生の時、日本で初めてiPhoneが発売になったので、それ以降の世代を指すらしい。それ以前はデジタルネイティブとも言われる。
スマホネイティブの弊害も云々されている。PCが得意だろうと思いきや、そうではないらしい。スマホはタッチパネルなので、マウスの使い方が分からなかったり、キーボード入力が苦手らしい。もっとも若い人たちは覚えが早いので、すぐに上手になるだろう。
先々月ぐらいから、ウィルスバスターの契約期間が7月末で切れるから契約更新するように、というメールが盛んに来るようになった。今年に入ってからPCを買い換えたばかりなので(買い換えたいきさつは3月21日の「タダは高額」)、おかしいと思って調べてみると契約期限はまだ先だ。そこでメールは来るたびに消去していた。
今月に入ってからもメールが来たので、ひょっとしたらスマホのウィルスバスターかも知れないと確認したらそうだった。更新しないわけにはいかないので、いろいろ操作していくのだが、説明が良く理解できない。それでもやっと契約更新まで行って、支払い方法になった。クレジット払いなどにして、後でヤバイことになったら大変なので、コンビニ店頭での支払いにした。するとバーコードが表れて、そのバーコードを指定のコンビニで読み込んでもらって支払うようにとのことである。
スマホを切って、コンビニに行ったのだがバーコードの画面が出てこない。店員さんに聞いても分からないという。そこで近くのdocomoショップに行ったら、やはりダメだった。しかし、机と椅子がたくさんあり、座ってどうぞというのでいろいろ操作していたらバーコードの画面が出てきた。要領が分かったので、すぐにコンビニに行き、やっと支払いができた。
それにしても、アナログネイティブには生きづらい世の中になったものだ。こんな下手な操作しかできないのに、画面上でクレジット支払いなどは禁物と改めて思った次第である。
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