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2016年9月 5日

夢が当たる

 探偵小説を買って読んでいたら驚いた。謎を解くカギの1つに五言絶句が出てきたのだが、あれ、これは最近どこかで読んだ気がするなと思った。よく考えてみたら、数日前に夢でみた五言絶句だったのだ。

 ただ「転」の句の1文字だけが夢とは違っていた。夢なのになぜそんなに詳しく覚えているかというと、その1文字だけがどうもおかしいと疑問をもち、ひょっとすると、この文字をこう解釈させれば筋が通るのかな、と思ったところで目が覚めたからである。探偵小説に出てきた五言絶句では、その文字がちゃんとなっていて、素直に読んでやはりそうだよな、それなら意味が通ると納得した。

 このように時どき夢でみたことが現実になるので恐ろしい。昔からのことである。ある時など親しい人がけがをした夢を見たら、ケガではなかったのだが入院して簡単な手術をしていた。あるいは、何かおかしな夢を見たので、後日、本人に確認したらケガをして入院していたということもあった。

 このように夢が当たった経験はいくつもあるのだが、来月中旬に香川県の丸亀市やまんのう町に行く予定があるので、ずっと昔の香川県での経験を書く。若い時にいろいろやってきたので、いちいち説明するとくどくなるから省くが、当時の志度町(現在はさぬき市)に3カ月ほどいたことがあった。

 ある日、雑木林の中の小道を歩いていると、細い横道があって、その先に小さな祠がある夢をみて目が覚めた。その日の昼間、薄暗い雑木林を歩いていたら、夢に見たのと同じ祠があったのだ。気味が悪いので祠に近づくことはしなかったが怖さを感じた。

 最近のことをもう1つ。リオデジャネイロで開かれていたオリンピックの女子レスリングで、吉田沙保里選手が銀メダルになった。4連覇の夢は潰えてしまった。事務所にいて決勝で敗れたニュースをネットで見たのだが、やっぱりと思ったのである。なぜなら、決勝の前日になぜか唐突に吉田選手が決勝で負けて銀メダルになった夢を見ていたからだ。

 このように時どき夢が当たる。ただ残念なのは、ほとんどが良くない内容であることだ。今度は宝くじが当たった夢を期待しよう。

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