身びいき
いま常磐線沿線が熱い! 稀勢の里(牛久)、高安(土浦)の活躍で沸いている。稀勢の里の出身は牛久市となっているが、竜ケ崎市という話もある。いずれにしても両市は隣同士なのでどちらでも良いが、牛久市の隣が土浦市である。
小生の出身である茨城県は、都道府県人気ランキングでは不動の47位を維持している。2012年には46位になったものの、それ以前は長年47位だった。2013年には再び47位の「定位置」に戻り、2016年まで「4連覇」中である。この先、どこまで連続記録を伸ばすか興味深い。
そのような茨城県にあって、稀勢の里と高安の活躍は同県人の期待を担っているといっても良い。また、最近では笠間市出身の女子プロゴルファーで、畑岡奈紗選手も注目されている。
大相撲で比較的記憶に新しいところでは、水戸泉(元関脇)、雅山(元大関)の2人が水戸市の出身である。だが、自分からすると牛久や土浦とは親近感が違う。そんなことで、これまで相撲には興味がなかったが、最近は夜のスポーツニュースで両力士の取組結果を気にするようになってきた。
しばらくの間、大相撲は外国出身力士の活躍が目立った。そのような中で稀勢の里は19年ぶりに誕生した日本人横綱ということで、最近は相撲人気が一段と高まってきたようだ。おそらく若乃花、貴乃花以来の相撲人気なのではないだろうか。
当方としては外国人力士と日本人力士という意識はない。ただ、同県人という身びいきだけである。今年になってからでも牛久市と土浦市には仕事で行っているので、両力士の活躍はなおさら身近に感じる。まして地元の人たちの熱気はなおさらだろうと思う。常磐線沿線、国道6号線沿いは、いま熱いのである。
スポーツの地元出身選手への「同郷身びいき」は庶民的で微笑ましい。だが、同じ身びいきでも政治、行政となると違ってくる。森友学園の籠池泰典前理事長には「イデオロギー身びいき」、加計学園の加計孝太郎理事長には「お友達身びいき」のようにしか感じられない。このような身びいきは困ったものだ。
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