リセット
連休という非日常が終わり今日から日常に戻る。4月29日、30日、5月1日と孫たちと小旅行をしたが、高速道、一般道ともにかなりすいていた。自分が運転したわけではないが、普段よりも車が少ないのではないかと思うぐらいで楽だった。連休後半に出かけた人たちが多かったのだろう。
5月2日から7日は適当に休んだり、事務所に出て原稿を書いたりして過ごした。事務所にいっても、今日は原稿を何本書いたら早めに切り上げようと、かなり余裕をもって仕事をしていたので、どうしても精神的にゆるみが生じてしまう。いったん弛緩した気持ちを元に戻すには、けっこうエネルギーがいるものだ。5月病というのは、このような精神状態の重度なものを言うのだろう。
5月2日から7日までは、毎朝ランニングをした。仕事とはいっても事務所にはゆっくり出て行っても構わないからだ。ランニングによる体調への影響は、自覚できる形では分からない。だが、精神的な効果はあるように思う。ムリをしないで自分のペースで走るのだが、今日はどこまで走ろうと決めて走りきると、小さな達成感があるからだ。
だが、連休でのんびり過している間も世の中は動いている。憲法をめぐる改憲、護憲両派の動き。フランスや韓国の大統領選挙。朝鮮半島をめぐる緊張感の高まりなどである。北朝鮮のミサイル発射では自分も間接的に影響を受けた。あるテレビ局が毎週土曜日の朝に放送している番組がある。その4月29日の放送の中で顔写真と音声を挿入するということで、前日の夜に電話でコメントした。
翌朝、番組を観ていたら北朝鮮ミサイル発射の速報が字幕で流れた。その瞬間、放送はなくなったと判断してテレビのスイッチを切った。すると5月5日に1週遅れで6日に放送するという電話が番組スタッフから入った。そこで番組を観たら、ニュースとしては古くなったので、切り口を替えてむしろ扱いとしては格上げになり、当方のコメントを挿入してくれた。なるほどと感心した次第だ。
そこで日常復帰への精神的リセット。連休明けに書いて入稿する予定だった原稿について、テーマは変えないが切り口をまったく別にすることを思いついた。
最近のコメント