めでたいでんしゃ
やぁ、驚いた。6日に和歌山市内で仕事があったので1泊し、7日は和歌山城に行こうと思っていた。だが朝になって、先に加太の淡島神社に行こうと考えが変わり、南海電鉄の和歌山市駅から加太に行くことにした。
ところが加太線のホームに行くと大勢の人だかり。これでは電車に座れないなと思ったが、意外にも座ることができた。小学低学年と思われる男の子を連れた母親が隣に座ったので、何ですか? と尋ねてみた。すると、同線にはキャラクター電車が走っているが、新バージョンの海をイメージした「めでたいでんしゃ」ができ今日(10月7日)からスタート。しかも、その1番電車なのだという。たしかに椅子も魚などの絵が描かれており、社内のデザインも海をイメージしている。つり革も魚やカニなどの形にしている。
出発する時には大勢の人がホームで小旗を振ったり写真を撮ったりして見送ってくれた。電車に乗らなかった人がたくさんいたので、なぜ座れたかが分かった。加太までは約25分だが、沿線でも小旗を振ったり写真を撮る人たちがいた。加太駅ではセレモニーの用意がしてあった。
加太では淡島神社に行った。できれば友ケ島(沖ノ島、地ノ島、虎島、神島からなる)の沖ノ島に渡りたかったのだが、時間の関係で次の機会にすることにした。加太港から沖ノ島までは船で約20分である。淡島神社は人形供養や雛流しで有名なようだ。人形がたくさん並んでいた。また、安産祈願や婦人病の治癒を願って女性がパンツを奉納するらしい。賽銭泥棒というのはあるが、神社で下着泥棒はないのだろうか? などと不埒な想像をしてしまう。
次に行った和歌山城は約2年4カ月ぶりである。だが前回はすごい雨だった。仕方がないのでタクシーで市内を回ったのだが、和歌山城の天守閣が一番見える場所に停車してもらい、窓を開けて写真を撮っただけだった。今回は天候には恵まれたので良かった。
偶然にも「めでたいでんしゃ」の1番電車に乗ることができた。加太からの帰りも「めでたいでんしゃ」だった。何かめでたいことが偶然に起きるのではないかと密かに期待している。
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