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2017年12月

2017年12月25日

パソコン弱者

 「iPad奮戦記」(2012年4月30日)、「IT難民」(2012年7月16日)、「スマートフォン奮戦記」(2014年8月4日)、「タダは高額」(2016年3月21日)、「便利さとリスク」(2017年7月3日)とこれまでもデジタル機器の弱さと悲哀を書いてきた。また、また今回もである。

 現在のパソコンを購入したのは2016年3月なので、まだ2年も経っていない。だが、数日前からおかしくなってきた。実をいうと購入して間がない時から少しおかしかったのだが、今回はかなり酷い。

 まず、総てにおいて反応が遅くなった。さらに、しょっちゅうカーソルが動かなくなったり、画面から矢印がすぐに消えてしまう。あらゆるソフトがスムースに機能しない。たとえばWordで文章を書いていると、何も操作していないのに突然、日本語入力が英文入力に変わってしまう。その他、ともかく総てがおかしいのである。

 全部のソフトがおかしいということは特定のソフトの問題ではないと思う。あくまで素人の判断だが、OSが故障しているのではないかと考える。それにしても購入してからまだ2年も経っていないのだから、怒り心頭なのだが何しろパソコンが分からないので悔しいし悲しい。

 ともかく毎月発行しているM Reportの1月号を年内には発送しないといけない。その他、年内に片付けなければならない原稿などがある。気は焦るのだが遅々として仕事が進まないので、精神的なイライラがつのるばかりだ。

 購入してまだ2年にも満たないパソコンなのに、場合によっては買い替えなければならない。考えてみると現在のパソコンは4台目になるが、こんな酷いパソコンは初めてだ。

 現在のパソコンはそもそも購入して間もなくからおかしかった。大事なデータが消えてしまったこともある。あるいは途中まで書いて中断していた原稿に書き足し、また、作業を中断するので「保存」をしたのに、追加した文章がまるまる消えてしまったことが何度もある。再び途中から書き直さなければならず、精神的にまいったことが度たびだ。

 そのようなことでビクビクしながら使ってきたことは事実なので、悔しいが買い替えはしょうがないと覚悟している。だが、これ以上酷くならないで、年内は何とか持ってほしいと願う。2017年最後のコラムがこんな話になろうとは‥‥。

2017年12月18日

暮れ模様

 銀座4丁目の交差点の近くに所用があったので、新宿から丸ノ内線で赤坂見附まで行き、銀座線に乗り換えて銀座に出た。帰りは丸ノ内線の銀座駅から乗り換えなしで新宿に戻ろうと有楽町方面に向かって地上を歩いて行った。すると、西銀座チャンスセンターの前に年末ジャンボ宝くじを購入する順番待ちの人が列をなしていた。

 すごい人数なのでガードマンの人に聞いたら、販売窓口ごとに別の列になっていて、待ち時間が違うとのこと。一番人気は1番窓口らしく、その時点での待ち時間は約2時間という。一番短い列でも30~40分待ちというのだから、一攫千金を「狙う」というよりも「願う」人がいかに多いことか。平日の昼間だったのでサラリーマン風の人は少なかった。

 今年も残り僅かになったが、バブル華やかしころなら、12月に入ると繁華街や商店街などにはジングルベルの音楽が大きな音量で流れていたものだ。夜ともなると三角帽子をかぶってクラッカーを鳴らしながら千鳥足で歩く酔客も多かった。だが、そのような騒然とした風景が見られなくなって久しい。

 それでも飲食店にとってこの時期は書入れ時。いま忙しくない店があったら潰れてしまうだろう。やはり別の日の夜に赤坂見附の駅の近くに行った。地方から友人が仕事で上京したので、久しぶりに赤坂の少し変わった店に行くことにした。自分も同店は8カ月ぶりぐらいである。さすがにこの時期は予約がいっぱいで、2人では個室はムリという。それでも仕切りのある準個室を予約できた。

 問題は店員である。どうもレベルがだんだん落ちてきているように感じた。高級店は別だろうが、一般の飲食店は全体的に店員のレベルが下がっている。労働力不足の表れだろう。

 2週間ほど前には笑ってしまうようなことがあった。かみさんと2人で入ったファミレスでのことである。かみさんが注文したので、自分も注文しようとメニューを指さし、声を発しようとしたら店員が行ってしまった。そこで「まだ注文が終わっていないよ」と声をかけたのだが気づかない。しょうがないので「おい、おい‥」と大きな声を出してもダメなので、厨房の近くまで追いかけて行ったのである。

 ここまでくると、呆れて笑い話にもならない。そんなこんなの2017年暮れ模様である。

2017年12月11日

南天に雪

 今年は例年より冷え込みが厳しいように感じる。といっても、ここ数年は暖冬だったので、これが普通なのかもしれない。関東などでも地域によっては雪が降り、テレビを観ていたら、南天の葉や枝にかかった白い雪に赤い実が映えているシーンがでてきた。まぁ、定番の「画」ともいえるが、そこで子供のころわが家の庭にあった南天を思い出した。さらに家の周りや庭の植物を頭に浮かべてみた。

 生まれ育ちは茨城県の田舎だが農家ではなかったので、家の敷地もさほど広くはない。だが、あらためて記憶をたどると、いろいろな草木が生えていたものだ。思いつくままに列挙すると、食べられる果実では、グミ、ザクロ、柿の木は3種類ぐらいが計7本。それに近隣にはなかった珍しいポーポーの木が2本あった。独特の匂いと味のため、人によって好き嫌いがハッキリしていたが、わが家を訪れた客は初めてみたという人が多かった。また、ビワの木は自分が小さい時に食べた後で種を植えたもので、中学生ぐらいになると実がなって食べられるようになった。

 桜はソメイヨシノと八重桜、桐の木、真竹、シバの木、紅葉、樫の木、椿、杉、それに南天。南天は暮れになると毎年、赤い実を買いに来る業者がいた。めでたい花などと組み合わせて、正月用の飾りとして販売していたのだろう。茶は家の周りにたくさあり、自宅で飲むお茶は全部自家製だった。草花ではシダの類や菖蒲、山吹、オモト(万年青)、水仙、菊(ピンク、黄色、白)、福寿草などが生えていた。その他にも名前を思い出せないような植物が生えていた。

 「生えていた」というのは、植えただけで誰もいっさい手入れをしていなかったからである。自然に芽吹いては成長し、花が咲いて木によっては実がなり、落葉樹なら葉が落ちて翌年にはふたたび芽吹くという繰り返しだった。子供だった自分は、食べられる実なら木に登って採って食べる。そのような春夏秋冬だったのである。

 このように思い出してみると、当時はスナック菓子などは全くなかったが、金のかからない「贅沢」な暮らしをしていたような気がする。次の元号がどうなるのかは知らないが、そんなこんなで牧歌的だった「昭和」はますます遠くなってしまう。

2017年12月 4日

オンライン

 東洋経済ONLINEのレギュラー執筆者の集いがあり、小生にも案内がきたので出席した。ONLINEは、サイトを開設した当初は苦労したようだが、今年10月には過去最高の2億5000万PV(ページ・ビュー)を突破したという。

 オンラインへの出稿だけあって、というのが的確かどうかはともかく、会場には若い執筆者の人たちが多かった。また、様ざまなジャンルの書き手なので多種多様な人たちだ。そんなことで会場に知り合いがいるかどうかを探したが誰もいなかった。

 山縣裕一郎社長はあいさつで、量とともに質の強化を強調した。インターネットは無限の拡がりの可能性がある。だが、同時に軽薄な内容あるいはウソすら簡単に拡散する危険性が内包されている。そこで、キチンとした取材の裏づけがあるか、客観的な内容の記事かなど、編集者が十分にチェックしなければならない。サイトの信頼性ひいては存在にも関わってくるからである。

 奇しくもちょうど1年前の2016年12月12日づけで、当コラムに「キュレーションサイト考」を書いた。そこでも書いているが、サイト運営者の編集能力が重要になってくる。これからは、ますますその差がPV数の差として出てくるのではないだろうか。

 やはり1年前のアメリカの大統領選挙で、「フェイクニュース」という言葉が頻繁に使われた。とりわけインターネットの世界では、ウソやデマでもネットに流した方が勝ちで、誹謗中傷の類が1人歩きしてしまう。それによって被ったダメージを払しょくしようとしても極めて困難だ。サイトの運営者の責任が重大である。

 一方、何か知りたいときにネットで検索するといろいろ流れているので便利なことは事実だ。しかし、内容的には虚実混交なので気をつけなければならないのだが、ネットで検索したものは事実だと単純に受け止めてしまう人が多い。自分で検証もしないで信じ込み、しかもそれをコピペして「論文」や「報告書」に仕立ててしまう人もいる。

 ネット・リテラシーが今後ますます重要になってくる。

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