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2018年1月15日

高速道路運転考

 1月23日から新東名高速道路(浜松SA~遠州森町PA)でトラックの自動隊列走行の実証実験が始まる。また、30日からは北関東自動車道でも行われる。これは国土交通省と経済産業省、トラックメーカー4社が協力して行うもの。実証実験では3台のトラックが隊列を組んで走行するが、トレーラのように車両を物理的に直接連結するわけではない。電子的な連結なので、物理的には車両間の間隔は離れている。また、将来的には自動運転での隊列走行を目指している。

 自分は車をほとんど運転しない。1年間に10回運転するかどうかだ。ところが、今年に入ってすでに3回も運転した。しかも、いずれも高速道路を走行した。取材などはほとんど電車や飛行機で行く。そして最寄りの駅からはタクシーにした方が安全だし疲れない。だが、午前と午後にいずれもアクセスの不便なところに行く場合などは、車の方が便利だ。そこで年明けから自分で車を運転する機会が多かったのである。

 普段はほとんど運転しないので、たまに運転すると精神的にも疲れる。だが、慣れていないだけ慎重になるので、自分では安全運転ではないかと思う。もっとも、周りのドライバーたちからすると「危なげな運転者」と思われているかも知れないが‥。

 高速道路では80~100㎞/h程度で走行車線を走ることにしている。前の車があまりにもゆっくりだと追い越すこともあるが、ムリはしないので80㎞以下になることもある。だが、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)などは一部で片側一車線になっているので、先頭の車両が遅いと車が何台もつながる。そんな時は「高速道路なのだから、せめて80㎞ぐらいでは走ってよ」と思う。

 追越車線が設けられているところでは、先頭車と自分の車の間を走っていた車が一斉に追い越していく。するとゆっくり走っている先頭のトラックとの間隔が近づいてカラーが確認できるようになる。それが自分が毎月発行しているM Reportの読者企業のトラックだったりすると、さっきまではイライラしていたのに、「さすがに安全運転が徹底されている」などと思うのだから、まぁ、勝ってなものだ。

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