青島(宮崎)再訪
1月29日、30日と宮崎に行った。宮崎は10数年ぶりである。もう少し温暖かなと思っていたが、おりからの寒波で宮崎も風が冷たい。
2月1日はプロ野球の各球団がいっせいにキャンプインする。宮崎ではセパ合わせて5球団がキャンプをはるという。いわば春到来なのだが、ともかく寒い。そういえば、前回来た時もキャンプ中だったことを思い出した。
宮崎でキャンプをはるのはプロ野球だけではない。宮崎でキャンプするJリーグ球団も多い。JリーグではJ1だけでなくJ2なども含めると、宮崎県内でキャンプするのは11球団もある。これは沖縄の15球団に次いで2番目だ。
プロ野球にしてもプロサッカーチームにしても、春季キャンプの地として宮崎を選ぶということは、国内の他の地方よりも、この時期としては暖かく気候に恵まれているということだろう。だが、ともかく寒かった。
そのような中、半日だけ青島に行ってきた。宮崎駅から青島駅まで電車で行ったのだが、青島駅を降りてからゆっくり歩いて青島に渡る弥生橋の方に近づくと、10数年前を思い出した。道の両側に並ぶお土産屋に吊るしてあるTシャツの文字をみても、以前と変わっていないなと懐かしかった。
鬼の洗濯板をたくさん写真に撮ったが、良くみると岩の1つひとつの文様が全部違うのには改めて驚いた。なぜ、このような奇岩が波状に形成されたのか? 自然の力は凄いなと実感した。
資料によると青島は周囲1.5㎞の小さな島である。写真を取りながら歩いて1周したが、散歩にはちょうど良い距離だ。しかし、この小さな島にシダ植物17種を含め、226種の植物があるという。1921年には「青島亜熱帯性植物群落」として国指定特別天然記念物に指定されたという。植物学者などには魅力あふれる島だろうが、素人にとってものんびりした気分になれる自然の宝庫だ。
青島神社にも参詣したが、とくに何もお願いはしなかった。最近は、自分は自然のままに生きれば良いと、へんに「達観」してきたからである。
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