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2018年5月21日

記事の真贋

 ネットなどに流れているニュースや情報をまとめて、利用者に検索の利便性を提供しているプラットフォームの運営者が、著作権侵害の無断転載写真やフェイク・ニュースなどをチェックして削除したりするようになった。プラットフォームは利用者からすると便利だが、一方、著作権侵害などは明らかな犯罪だし、意図的にフェイク・ニュースを流す手助けになったりしている。そこでプラットフォーム運営者も責任と信頼を得るためには対応をせざるを得なくなってきたのであろう。

 それにしてもネットは気をつけなければならない。自分の日ごろの経験でもそれを実感する。出稿した記事がオンラインにUPされると様ざまな反応があるが、これは活字媒体よりもすごいことは事実だ。

 だが、ツイートの中には、記事の内容を正確に理解していないで「反論」や異論を述べている人が多い。「批判」は大いに結構だが、良く読んでからにしてよ、と苦笑するしかないようなピント外れの意見が実に多いのである。ひるがえってみると、これは「いいね」ボタンを押してくれた人たちにも当てはまるだろう。良く理解しないで「いいね」といってくれる人の割合も高いことを自覚しなければならない。

 このようにみると、意図的にフェイク・ニュースを流して世論操作しようとする者にとってはネットは便利だし、軽く操作できる人たちが多いことになる。ネットに流れている「情報」の真贋を見極める力が必要だ。

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