ゆく年くる年
月曜日づけでUPしているので、今年最後のコラムが大みそかになった。ゆく年を振り返るのにはちょうど良い。
今年(2018年)は良い年ではなかった。初めてのことだが結石で病院に行くことがあったし、精神的にも年間を通してスランプだった。だが、それでもレギュラーの仕事はそれなりにこなしてしまう自分の日常がはたして良いのか、という気持ちもある。ルーティン・ワークに対する慣れと安易さへの怖さだ。
石川啄木の歌に、「事もなく 且つこころよく肥えてゆく わがこのごろの物足らぬかな」(我を愛する歌)というのがあった。啄木がよんだ歌の真意や心裡は分からないが、自分なりの解釈で共感できる気がする。
実は今年の初め、密にW'ーG'という目標を立てたのだが結果は全くダメだった。何年もフリーで仕事をしてきたので、自分にもそれなりにW'があるのではないかと思えるようになった。だが、それを具体的な仕事に結び付けるのが苦手なのを自覚している。そこでW'をG'に転換する年にしようと思ったのである。たまたま2018年はマルクス生誕200年ということもあり、ヒントを得たのだった。だが、今年1年は目標倒れに終わってしまった。
そんなことで明日から始まる2019年も、密に(でもないか)「命がけの飛躍」を目標に掲げることにした。
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