多国籍街
所用があったので、新宿区内のJR中央本線・大久保駅から山手線の新大久保駅を通って明治通りの近くまで歩いた。裏道などには入らず表通りを歩いただけなのに、外国人がいかに多いことか! この界隈は昔から在日朝鮮・韓国の人たちが多かったが、昨今の多国籍化には驚いた。
あくまで経験的な容姿判断でしかないが、韓国や中国はもとより、東南アジア諸国と思われる人たち。中東やアフリカ、欧米や中には南米などではないかと思われる人たちもたくさん歩いている。グループの仲間同士の会話は、何語だか分からない言葉がほとんどだ。
総務省統計局の概算値では、今年3月1日現在の日本人人口は1億2622万人である。一方、日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数推計値によると、今年2月は260万4300人になっている。あくまで単純計算ではあるが、訪日外客の平均滞在日数を1週間と仮定すれば、4で割って65万1000人が日本にいることになる。すると、日本国内にいる人間の約0.5%が訪日外客という計算になる。それ以外に長期在留の外国人もいるが、それを除いても1000人に5人は訪日外客という計算だ。
だが、日本国内どこでも均等に訪日外客がいるわけではない。観光地や大都市の大型商業施設が集積している地域、あるいは繁華街などに集中しているはずだ。当事務所のある新宿駅西口などは、かなり外国人が多く集まっていると思われる。したがって事務所の周りだけでも外国人を多く見かけるので馴れているはずなのだが、大久保駅~新大久保駅~明治通りを歩いて、外国人の多さには驚いてしまった。通りを歩いている人の数からいうと、日本人の方が少ないように感じた。それに、見かけた外国の人たちは若い人が多かった。おそらく、日本に夢を持ってきたのだろうと思われる。
法的な制約などもあるが、これからは日本に定住する外国の人たちも増えていくだろう。だが、自分など多国籍化にはなかなかついていけない。
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