新幹線車内模様
以前にも書いたが、1月下旬以来、飛行機には乗っていない。新幹線にも5月~8月は乗らなかった。だが、9月からは随時、新幹線での日帰り出張をするようになり、先週も長野に行ってきた。
3月、4月ごろは新幹線の乗客も少なく社内がガラガラだった。もちろん、どの方面に行くか、どの列車(時間帯)に乗車するか、どの区間を乗るかなどによって異なるだろう。だが、4月に滋賀県に出張した時など、東京駅から同じ車両に乗った乗客は10数人程度で、それも徐々に降りていき、自分が降車する時には1人か2人しか残っていなかった。
しかし、新幹線の乗客も徐々に増えてきたことが実感できる。ビジネスの出張客も増えてきたが、「GO TO トラベル」の利用客の増加が大きいだろうと思われる。先週の長野出張では、往きは長野行で帰りは金沢発の新幹線だった。帰りの長距離の新幹線の方が乗客がずっと多かった。後で知ったのだが、東京から石川県に行くGO TO トラベルの旅行者は特に多いようだ。
旅行客と思われる人たちは、海外旅行などで使うような大きなスーツケースを持った人たちがほとんどだった。そして、団体ではなく2人づれが目立つ。一方、スーツを着たビジネス出張と思われる人たちも以前に比べ変化してきた。ノーネクタイの人の割合が増えている。また、コロナ以前はビジネス客の多くがキャリーバックと仕事用のカバンを持って乗車していた。だが最近は、仕事用のカバンだけの人の割合が多い。数日間の出張から日帰り出張になってきているのだろう。
それにしても新型コロナウイルスの感染者数が急増してきた。経済活動と感染防止の両立という新しい生活様式が必要というが実際には難しい。経済活動と感染防止の両立のための一つとして、マスクをした静かな会食が求められている。それで思い出した! 「アベのマスク」が小さいのは、マスクを外さなくても少しずらすだけで食事ができるようになっていたのか。さすがに先見の明がある人たちがやることは違う。
先見の明か手遅れなのかはともかく、GO TO キャンペーンの一部見直しという「大英断」が下された。政府の基本政策は変えないが、一部見直しの判断は都道府県知事に委ねる。つまり、GO TO キャンペーンという「公助」を続けるが、感染防止策は知事が「共助」として実施しろ。それでも感染者がでたら、それは「自助」が足りないからだ、ということのようだ。
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