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2021年3月 1日

高輪ゲートウェイ駅

 初めて高輪ゲートウェイ駅を利用した。品川シーズンテラス・タワー内の会社に取材に行ったので、降車したのは品川駅だが、物珍しさもあって帰りは高輪ゲートウェイ駅から乗車することにしたのである。3カ月ほど前にも取材で田町駅の近くのオフィスビルに行ったが、時間的に余裕がなかったので次の機会にと思っていた。

 高輪ゲートウェイ駅は品川駅と田町駅の間にできた新しい駅で、山手線と京浜東北線が停車する。本開業は2024年度の予定だが、2020年3月から暫定開業した。山手線では1971年の西日暮里駅、京浜東北線では2000年のさいたま新都心駅以来の新駅開業である。

 品川シーズンテラスは山手線の外側なので、高輪ゲートウェイ駅に行くのは苦労した。新幹線をはじめたくさんの路線が敷設されているが、線路をまたいで新駅に行ける道がないのだ。結局、田町駅の近くまで歩いてやっと山手線の内側にわたることができた。

 新駅は近代的なデザインで、昔の「停車場」(すでに死語かな)とは隔世の感がある。だが、日本で初めて鉄道が開業した当時は、田町駅と品川駅の約2.7㎞にわたって堤を建設して路線を施設したという。当時はこの辺りまで海岸線だったのだろうと想像する。この高輪築堤は長年の間、地中に埋もれていたので分からなかった。ところがJR東日本が車両基地跡地の再開発を進める中で、その高輪築堤の遺構が約1.3㎞にわたって発見されたという。その一部を何らかの形で保存することが検討されているようだ。

 JR東では車両基地跡地の再開発を進めている。その中核となるのが高輪ゲートウェイ駅である。日本で初めて鉄道が開業した当時の高輪築堤の遺構と、近代的な建物の高輪ゲートウェイ駅の対比が面白い。本開業の2024年度ごろには新駅周辺の様相もだいぶ変わっていることだろう。

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