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2022年10月24日

ウソが許される人と許されない人

Photo_20221020154301 (熱田神宮=名古屋市熱田区)

 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラーコメンテーターの玉川徹さんが番組中に事実に基づかない発言をした問題が、その後も尾を引いている。まぁ、虚偽の発言をしたのは事実だし、ウソがいけないことは言うまでもない。だから本人が番組で訂正して謝罪した。だが、それだけではダメだ、許せないという「厳格」で「正義感」の強い人たち?  がいる。

 玉川さんの問題発言は、番組で安倍晋三元首相の国葬に関するテーマを採り上げている時のものだ。その安倍元首相は2019年11月から2020年3月の間に、国の最高機関である国会において118回の虚偽答弁をしたことを衆院調査会が認めている(2020年12月21日)。このようにたくさんウソをついた「偉大な功績のある方の国葬」に関連したコメントで、事実ではない発言をしたといって批判されているのだから皮肉なものだ。

 もちろんウソの発言がいけないことは当然だ。では、玉川さんを批判する人たちは安倍晋三元首相の国会における虚偽答弁についてはどのようにお考えなのか? その当時、国会における虚偽答弁に対して、どれだけ批判したのか。まさか、国会におけるウソ答弁よりテレ朝の一番組での根拠のない発言の方が大問題だ、という認識なのではあるまい。

 それに虚偽の発言などをして後でバレても「お詫びして撤回する」と頭を下げれば、それで「禊が済んだ」と堂々と「公務」に邁進? しているセンセイ方も国会にはたくさんいる。それらのセンセイ方はどうなのだろう。どうやらウソが許される人と、許されない人がいるようだ。

 5年半前になるが2017年5月に「羽鳥慎一モーニングショー」に30分ほどライブで出たことがある。控室での事前打ち合わせの時に、「当局の社員なのですが玉川徹というコメンテーターがいます。偉そうな態度で失礼なことを言うかも知れませんが気にしないでください」とディレクターに言われた。その時、面白そうだと感じたことを思い出す。毒舌も含めて批判的精神はテレビ番組に必要と思っているからだ。それに訂正して謝罪したのだから、玉川さんはこれからも従来通りコメンテーターを続ければ良い。

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