くしゃみ・鼻水
燈明堂=神奈川県横須賀市西浦賀
「くしゃみ・鼻水」‥‥。これは風邪薬のコマーシャルではない。もっと正確にいうと「涙・くしゃみ・鼻水」で、花粉症である。
当コラムの2012年4月16日に「花粉症の経済的損失」と題して、初めて花粉症になったと書いた。今から11年も前だが、その時の症状は両方の頬が日焼けしたようになって、やがて痒くなったので医者に行ったら、花粉症皮膚炎と診断された。医師の話では肌の敏感な人が罹りやすいのだという。そこで、当方を「面の皮が厚い奴」と思っている人がいるだろうが、根拠のない偏見であることが科学的に立証されたと宣言したのである。
さらに、花粉症については昨年(2022年)4月25日づけでも「花粉症か?」のタイトルで書いている。11年前のコラムで書いてからは、その後、特に花粉症の症状らしきものはなかった。だが、昨年はくしゃみや鼻水で悩まされたのだ。ところが今年は花粉の量が昨年よりもかなり多いように感じる。これほど酷い症状は初めてである。
「涙・くしゃみ・鼻水」が昨年よりもずっと酷いので、会う人ごとに訊くと、結構、花粉症で困っているという人が多いことに驚く。何人かの人が、今年はこれまでなかったような酷さだという。どうやら自分だけではないようだ。
花粉症は集中力が低下して生産性が落ちる。花粉症がもたらす経済的損失はどれほどのものだろうか。
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