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2023年5月15日

アディショナルタイム

Photo_20230514182001 Jリーグ開幕30周年記念イベント=東京・国立競技場(5月14日)

 昨日は国立競技場で行われた鹿島アントラーズvs.名古屋グランパスの試合を観に行った。体調がベストでない上さんは家でテレビ観戦だったが、長男夫婦と孫2人、長女夫婦と孫2人と計9人でのアントラーズ応援だ。試合前にはJリーグ開幕30周年記念のイベントがあり、試合もアントラーズが勝ったので良かった。

 自分はコロナになってからは競技場でサッカーを観ていないので久しぶりである。太鼓の音やウォーというサポーターの声など、やはりスタンドからの観戦は違う。

 長男一家と長女一家は揃って昨年夏も鹿島スタジアムに行き、1泊して翌日は海で遊んできた。4人の孫のうち男の子は1人で小学3年生だが、地域のサッカークラブに入っている。周りはほとんど学年が上のメンバーらしいが、そんな中で頑張っているという。実際にJリーグなどの試合を観ることが刺激を受けて一番勉強になるだろうと、今年の夏もみんな揃って1泊で鹿島スタジアムに行く予定を組んでいる。

  長男も小学校の低学年からサッカーを始めて夢中になっていた。ちょうど、いまサッカーをやっている孫ぐらいのころだ。Jリーグが開幕したのでより熱心になり、家族4人で観たものである。それ以来のアントラーズ応援だ。あれから30年が経ってわが家の応援団も人数が増えた。

 そんな昔を思い出しながら久しぶりにスタンドで観戦した。そしてわが身を振り返ると、いまの自分は1点ビハインドで後半のアディショナルタイムにグランドに立っているようなものだと気づいた。この試合がトーナメントなら、残された時間内に何としてでも同点に追いついて延長戦に持ち込む。延長でも決着がつかなければPK戦で最後は勝つ。このように今後の人生の試合展開を頭に描いて走り回ろうと思った。

 さて、予想通りの試合展開になるかどうか‥‥。それは試合終了のホイッスルが鳴るまで分からない。それがサッカーだし、人生でもある。

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