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2023年10月

2023年10月30日

蚊がブンブン

Photo_20231026165601 信濃川と萬代橋=新潟市

 ウトウトしていたら、耳のそばで蚊が飛ぶブーンという音がしたので目が覚めた。頃合いを見計らってバシッと一撃。するとブーンという音がしなくなったので、見事に一発で撃墜したようだ。

 夏の間があまりにも暑かったので蚊の行動が鈍かったのだろう。それにしても10月下旬になって今年初めての蚊との遭遇である。地球温暖化で蚊も住みにくい世の中になったと思っているのではないか。そういう意味では蚊も可哀そうだが、しかし、ここは自然界の生存競争の厳しいさをハッキリさせなければならない。そこで無慈悲にも撃墜してけじめをつけたのである。

 今年は全国各地で熊が市街地に出没したというニュースが多い。熊に限らず鹿やイノシシ、猿なども人家の近くで頻繁に目撃されるようになった。動物たちも地球温暖化の影響で木の実などが少なくなり、餌を求めてやむ負えず山を下りてくるのだろう。その意味では彼らも地球温暖化の犠牲者だが、人間も生きていかなければならないのだ。

 温暖化がさらに進んでくると、そのうち亜熱帯に生息する有害な蚊が日本で大量に発生する可能性もある。地球も絶えず変化し、人間の生活環境も変わっていく。それに対応して生きていかなければならない。

 しかし、よく考えてみたら「蚊」という字は「虫」に「ブン」だ。改めてなるほどなと感心した。

2023年10月23日

さらば谷村さんよ~

Photo_20231017184301 小さな秋=茨城県常陸太田市(撮影は2020年10月)

 谷村新司さんが逝去された。報道によると谷村さんは1948年12月生まれ。自分は1949年2月生まれなので学年が同じだ。いわゆる「団塊の世代」である。同世代がだんだん減っていくのは寂しい。

 音楽やエンタメに不案内な自分が説明するまでもなく、アリスでは作詞・作曲をしてボーカリスト、その後はシンガーソングライター、その他にも様々な面で活躍された。さっと頭に思い浮かぶだけでも、「昴~すばる」「群青」「チャンピオン」「陽はまた昇る」「三都物語」などの名曲がある。また、当時の国鉄のPRソングとして山口百恵さんが歌った「いい日旅立ち」は、未知の世界への夢と希望と憧れを持っていた青春時代を思い出させる。そして加山雄三さんと作詞・作曲した「サライ」は、とりわけ地方出身者の心情にフィットする名曲で好きだ。

 谷村さんの歌をライブで聞いたのは1度しかない。ライブのスポンサーから招待されてスペシャルライブに行った時だ。あれは2017年なので、もう6年余も前になる。

 また「団塊の世代」が1人いなくなってしまった。「さらば谷村さんよ~」。

2023年10月16日

鉄道貨物

Photo_20231009130001 旧国鉄 手宮線跡地=北海道小樽市(色内駅跡近く)

 小樽に行くと必ず手宮線跡地を歩く。北海道に出張しても札幌市内が多いので、なかなか小樽までは足を延ばせない。だが、今回は久しぶりに小樽に行った。

 初めて小樽を訪ねたのは約半世紀も前になる。上野から夜行列車に乗り、青函連絡船で北海道に渡った。2月上旬で雪が積もっていた。その後も札幌出張の際に時間的余裕があれば小樽に行き、手宮線跡地を訪ねる。

 手宮線の歴史は古い。経緯は割愛するが、最初に小樽を訪ねた約半世紀前の手宮線は貨物専用線として現役だった。その後、1985年に廃線になり、今日では跡地として線路伝いに散策できるようになっている。

 今回の北海道出張は、新幹線の札幌延伸に伴う在来線の存続を取材するのが目的だった。道外への移出と道内への移入の鉄道貨物の現状、もし在来線が廃線になった場合の物流への影響などに関する取材である。

 だが、北海道から帰る日の6日、秋元克広札幌市長が記者会見で2030年冬季五輪の招致を断念し、34年以降の招致に切り替えることを表明した。それによって新幹線の札幌延伸工事の計画も先送りされる方向で、在来線の存続問題とそれに伴う鉄道貨物輸送の動向も状況が変化した。猶予期間ができたことになるのだが、在来線の存続如何と鉄道貨物輸送の今後を検討しなければならない重要性に変わりはない。

 最大の焦点は長万部~函館間の在来線だが、青函トンネルの共用問題、さらに道内では石北線(新旭川~北見)、根室線(滝川~富良野)、室蘭線(岩見沢~沼ノ端)などの不採算区間がどうなるのかも鉄道貨物輸送に大きな影響を及ぼす。それだけではない。もしも長万部~函館が廃線になると、本州側の第三セクターである青い森鉄道の存続も危ぶまれる。営業収入に占めるJR貨物のレール使用料の比率が高いからだ。

 政府は10月6日、「物流革新緊急パッケージ」をとりまとめた。その中でトラックから船や鉄道貨物へのシフト(モーダルシフト)を今後10年間で倍増する方向を打ち出した。だが、北海道の在来線が廃線になると、東北以北の鉄道輸送のネットワークは事実上機能しなくなり、全国的に多大な影響がでる。

 さて、どのような切り口でリポートをまとめるか。思案のしどころだ。

2023年10月 9日

ジャニーズ支援記者

Photo_20231007083101 さっぽろテレビ塔=札幌市中央区 大通公園

 ジャニーズ問題が何かと大きなニュースになっている。最近では「NG記者リスト」というのがNHKにスクープされた。記者会見で質問したいと挙手しても指名しない記者のリストだ。

 このNG記者リストは記者会見の運営をしたコンサル会社が独断で作成したもので、ジャニーズ事務所も当日の司会者もNGリストには関わりなかったと口をそろえている。だが、ジャニタレの熱狂的なファンは分からないが、それを信じる一般の人は少ないのではないだろうか。

 ここで気になったのは、質問しようと食い下がる記者を、井ノ原快彦氏が記者の印象が悪くなるようなもっともらしい理由で諫めたことである。そもそもなぜ記者会見を開かなくてはならなかったのか、という根本的な問題をすり替えて自己正当化しようとしている。おそらく井ノ原氏は「頭が良い(狡猾という意味で)」のだろうと思った。

 「あんたにだけは言われたくない」と思った記者はまともである。だが酷いのは、井ノ原氏の発言に賛同の意を表した記者たちだ。記者が記者の質問を封じるなど、とても信じがたい。このような似非記者がジャニーズ問題の一方の責任当事者であることを如実に示す場面だった。

 ジャニーズ問題では、マスコミにも責任の一端があったことが指摘されている。テレビ局などのマスコミ各社は反省の姿勢を見せているが、そこに所属している少なくない記者たちは、まだ自分自身の問題として自覚し、反省していないようだ。このような似非記者たちはマス媒体という背景があるから「記者」として通用しているだけである。「子供たちに見せたくない」のはこのようなジャニーズ支援記者たちの姿だ。

 同じことはジャニタレにも言える。ことの是非は別として、事務所の隠然たる力によって能力が無くても「売れていた」だけのタレントは、これから淘汰されるだろう。本当に力のある「元ジャニタレ」だけが残れるのではないだろうか。

2023年10月 2日

反「アリとキリギリス」論

Photo_20230926083801 世界遺産 富岡製糸場=群馬県富岡市

 まだまだ日中は暑い日が続くが、それでも朝夕は秋らしくなってきた。湿度が高いと辟易するが、ともかく夜はエアコンなしで寝れるようになったので助かる。

 そのような中で9月も瞬く間に過ぎた。今年も残り3カ月、つまり4分の1になってしまった。1月から9月までを振り返ってみるとかなり忙しい毎日だった。残りの3カ月もすでに結構スケジュールが入っている。同年代のほとんどの人たちはリタイヤしているというのに、仕事に追われる毎日を過ごしている。ポジティブに解釈すれば、ありがたいことだと感謝しなければいけない。

 だが待てよ。

 イソップ寓話の中に「アリとキリギリス」という話がある。説明するまでもないが、自分に当てはめると夏の期間もアリのごとく働いたが、季節が移っても依然としてアリのように働き続けている。一方、キリギリスのように楽しく遊んで暮らせる人は、いつの季節も娯楽、趣味三昧で生活に困らない。それに対してアリのような人間は終生働き続けても余裕などない一生というのが日本社会の現実ではないか。

 そうだ! 「アリとキリギリス」に真っ向から反するような寓話を創作すれば、一山当てることができるかも知れない。ベストセラーになって印税がたくさん入れば、残りの人生を遊んで暮らせる。反「アリとキリギリス」論を書いてひと稼ぎするか。もちろんインボイス導入で、たくさん消費税をお支払いします。お代官様!

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