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2023年11月13日

迷惑なインボイス

Photo_20231108082801  2年ぶりの神戸は雨=神戸市中央区 ANAクラウンプラザホテル神戸10Fから

 10月からインボイスが導入された。まったく迷惑なことだ。消費税率が10%に引き上げられた時に、「庶民の味方」と称して軽減税率の導入を主張した政党があったが、抱き合わせで導入されたのがインボイス制度だ。財務省の官僚や自民党議員の方が一枚も二枚も上手だったことになる。おかげで零細企業や個人事業主が迷惑をこうむる結果になった。

 自分はというと、3月6日の当コラム「確定申『酷』」でも書いたように、法人も個人も「適格請求書発行事業者登録」をした。法人は登録をしないわけにはいかないが、個人は登録しなくても良いだろうと当初は考えていた。原稿料も講演料もほとんど請求書を発行することなく、個人口座に振り込まれてくることが多い。だが、支払い側の立場を考えると、個人でも登録しておいた方が良いだろうと判断したのである。

 法人としての請求書発行では、従来から消費税分がいくらと内訳を明記して請求していたので、その点は変わらない。だが、10月からは消費税率も記入しなければならなくなった。また、適格請求書発行事業者登録番号も記入しなければならない。まったく、面倒くさい手間が必要になったものだ。

 原稿依頼はこれまでと同様に個人に対してだが、インボイス導入を機に個人でも請求書を発行してくれという媒体(制作会社)もある。個人としてもインボイスを登録しておいて良かった。また、講演では最近、個人への直接依頼ではなく、法人契約を望むケースが増えてきた。法人名で「講師派遣料」という名目で派遣料と消費税(税率明記)が分かるようにして請求書を発行して欲しい、というのである。支払先が法人の方が処理上で都合が良いのだろう。この点でも、1人の会社だがインボイスを登録しておいて良かった。

 当方としては個人でも法人でも財布は同じようなものなので構わないのだが、それにしても面倒くさいことになったものだ。1人の会社で何でも自分でやらなければならない身としては、インボイスなど全く迷惑である。

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