劣等生よ、大志を抱け!
大志を抱け=札幌市豊平区 さっぽろ羊ヶ丘展望台(撮影は2023年12月)
昨年最初の1月2日づけ当コラムでは、1年間良い時を刻むようにとの思いを込めて、札幌時計台の写真を掲載した。一昨年12月に仕事で札幌時計台の近く行った時に撮影したものだ。ところが昨年12月にも札幌に行く仕事があったので、さっぽろ羊ヶ丘展望台を駆け足で訪ね、今年最初(1月1日)のコラムの写真はクラーク博士像にした。
むかし高校を卒業する時に何かに寄せ書きをした。半世紀以上も前なので何に書いたのかは忘れてしまったが、その時に書いた言葉は覚えている。「劣等生よ、大志を抱け!」である。自他ともに認める「落ちこぼれ組」だったが、大志だけはもって生きていこうと思っていたのだ。
だが、今になって思い返すと、実際には抱くべき大志は何かが分かっていなかった。いまだに自分の大志は分からない。結局、その後の半世紀以上の時間は、抱くべき志は何かを探し求めながら生きてきたように思える。
昨年最後の12月25日づけの当コラムに書いたように、昨年1年間はこれまでにないほど忙しかった。肉体的にはきつかったが、それでも精神的には余裕があった。もっと仕事のオファーが入ってきても大丈夫だと思ったものである。この歳になっても「まだまだ伸びしろがありそうだな」と我ながら自賛していた。
そんなことで、今年も大志を抱いて、いや、正確には抱くべき大志を探す旅を続けよう。劣等生よ、大志を抱け! である。
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