« 慌ただしく今年も暮れる | トップページ | 地震・航空機事故・火災 »

2024年1月 1日

劣等生よ、大志を抱け!

Photo_20231225125401 大志を抱け=札幌市豊平区 さっぽろ羊ヶ丘展望台(撮影は2023年12月)

 昨年最初の1月2日づけ当コラムでは、1年間良い時を刻むようにとの思いを込めて、札幌時計台の写真を掲載した。一昨年12月に仕事で札幌時計台の近く行った時に撮影したものだ。ところが昨年12月にも札幌に行く仕事があったので、さっぽろ羊ヶ丘展望台を駆け足で訪ね、今年最初(1月1日)のコラムの写真はクラーク博士像にした。

 むかし高校を卒業する時に何かに寄せ書きをした。半世紀以上も前なので何に書いたのかは忘れてしまったが、その時に書いた言葉は覚えている。「劣等生よ、大志を抱け!」である。自他ともに認める「落ちこぼれ組」だったが、大志だけはもって生きていこうと思っていたのだ。

 だが、今になって思い返すと、実際には抱くべき大志は何かが分かっていなかった。いまだに自分の大志は分からない。結局、その後の半世紀以上の時間は、抱くべき志は何かを探し求めながら生きてきたように思える。

 昨年最後の12月25日づけの当コラムに書いたように、昨年1年間はこれまでにないほど忙しかった。肉体的にはきつかったが、それでも精神的には余裕があった。もっと仕事のオファーが入ってきても大丈夫だと思ったものである。この歳になっても「まだまだ伸びしろがありそうだな」と我ながら自賛していた。

 そんなことで、今年も大志を抱いて、いや、正確には抱くべき大志を探す旅を続けよう。劣等生よ、大志を抱け! である。

« 慌ただしく今年も暮れる | トップページ | 地震・航空機事故・火災 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 慌ただしく今年も暮れる | トップページ | 地震・航空機事故・火災 »