4月の月間MVA
伊賀上野城=三重県伊賀市
仕事で伊賀市に行き、夜、地元の知人2人と食事をしている時に、スマホでメールを確認したらYahoo!ニュースの編集本部・個人PF編集部からメールが来ていた。4月4日にYahoo!ニュース エキスパートにUPした記事が4月の月間MVA(Most Valuable Article)に選出されたという内示である(正式発表は3日後)。受賞したのは「宅配の『時間帯指定』と『時間指定』の違い 『2024年問題』の危機回避へ誰にでもできる再配達削減協力」だ。
メールを読んで最初はただ驚きだけだった。というのは、少なくとも自分がUPする物流関連の記事は、他のジャンルの記事と比べればそれほどアクセス数が多くないからである。エキスパートには国内、国際、経済、エンタメ、スポーツ、IT・科学、ライフという分野がある。芸能などのエンタメや、スポーツ関連などはアクセス数が違う。自分が書いている物流は経済の中でも産業という分類になるが、経済一般とは違って関心を持つ人の数が少ない。さらに同じ物流の記事でも「アテンション・エコノミー(アーティクル)」指向の記事なら、多少はアクセス数を稼ぐことはできるが、裏付けのあるきちんとした記事しか書くつもりは全くない。
Yahoo!ニュース編集部からはアクセス数が多い記事の方が営業的に歓迎されるはずだ。しかし数年前に確認したら、アクセス数とブランド・ステータスのバランスは常に議論されているところで、自分の場合には「現在のスタンスのまま自由に書いて良いです」と言われていた。したがって、月間MVAなど頭の片隅にもなかったので、メールをみた時には信じがたく、えっ! と驚いたのである。
だが、「選出理由」を読んで嬉しくなった。記事の内容が評価されていたからである。今後も、物流を広く一般の人たちに発信していくという役割を果たしていこうという気が一そう強くなった。まだまだ現役で頑張らないといけない。
それにしても賞と名のつくものには無縁だったので、やはり嬉しい。しかもアクセス数ではなく、内容が評価されたことは誇りに思える。
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