猛暑の中の取材
雷門=東京都台東区
8月の上旬から中旬は飛行機や新幹線を使った出張はできるだけ避けている。旅行者や帰省客で混雑するからだ。それでなくてもインバウンドが増加しているのに、夏休みで出かける人たちが増える時期の長距離出張は疲れる。
だが、どうしても新幹線で出張しなければならない仕事が入ってきた。3日後に滋賀県まで行ってほしいという急な話である。その日は16時から新宿区内で予定が入っていた。15時30分ぐらいには新宿駅まで戻らなければならない。そこで早朝の新幹線で京都まで行き、湖西線で守山市まで行った。用件を済ませるとすぐに駅に戻り、京都からは品川まで新幹線で新宿区内の予定先には15時50分に入れた。
新幹線も通常よりは混んでいたが、しかし、予想していたほどの混雑ではなかった。もう1日か2日遅かったらチケットを取るのも大変だったかもしれない。
その翌日は埼玉県内の企業に取材に行ったが偶然には驚いた。取材で訪ねた日が同社の51回目の設立記念日だったのである。双方の都合でアポイントを取ったのだが、その後、ホームページを見て設立記念日なのを知った。まったくの偶然である。
そんなこんなで猛暑の中でも走り回っている。若い頃の取材では真夏でもスーツにネクタイだった。山手線は冷房が入っていたが、それより少し前は電車の一番前と一番後ろの車両しか冷房が入っていない時期があった。漫才で「運転手さんと車両さんだけ良い思いをしている」といった定番のセリフがあって笑ったものだ。地下鉄の車両に冷房が入ったのは地上を走る電車より遅かった。地下なので高温と湿度には辟易したものだ。
しかし現在は、ノーネクタイで上着なしが普通になった。また猛暑でも電車などの乗り物で移動している間は、一息つけるのでありがたい。
« 心技体 | トップページ | 目の前を時が過ぎていく »
« 心技体 | トップページ | 目の前を時が過ぎていく »
コメント