700回目の今回は動物の話
「秋田犬の里」=秋田県大館市 JR大館駅前(忠犬ハチ公の故郷)
このコラムも今回で700回目になった。2012年1月9日からスタートし、毎週月曜日にUPしてきた(途中で入力ミスなどのため1、2回は欠けている)。2022年1月3日からは写真も添えるようにした。それにしても約13年半もの間、良く続いたものだ。
今回は動物の話しである。先々週は野生の熊を見た。秋田県大館市に電車で行くには、新青森まで新幹線でいき、秋田行の特急で弘前を経由していくのが一番早い。あと5分ぐらいで大館駅に着くという所で、畑の中を林の方に走っていく熊の後姿を車窓から見たのである。クマ出没のニュースをテレビで観ているので、走り方など熊だと確信した。これは素人の感覚だが、子熊ではないし、成獣でもないような感じだった。
野生動物ということでは、約1カ月前にも野生の兎を見ている。朝の散歩の途中で、近所の鬼怒川の土手の近くを走っていく兎がいた。イタチではないし兎だと思ったのである。すると反対側の草むらをぴょんぴょん跳ねている兎がもう一羽いた。こちらは4、5メートルの距離だったので間違いない。
その辺りは冬でも緑の草があるので四季を通して餌には困らない。野生のイタチやキツネ、タヌキやハクビシンなどもいるが、野良犬や野良猫などはいないので、狭い地域だが自然の生態系が保たれているのだろう。
ずっと以前だが雪の多い冬に、山形新幹線で福島から米沢に向かう山間部で、至近距離で野生のシカの群れを見たことがある。あるいは東京の奥多摩などでも車で走っていると野生の猿の群れに遭遇することがある。2024年9月30日の当コラムに掲載した写真は、北海道大学植物園の野生のリスだった。人間と動物の良好な関係が保てれば良いのだが‥‥。
人間と関係の深い動物の代表は猫と犬だろう。このうち猫は気まぐれで、都合の良い時にはすり寄ってくるが、フッとどこかに行って気ままに時間を過ごしている。それに対して犬は人間に忠実だ。その代表が「忠犬ハチ公」だろう。大館市は忠犬ハチ公の故郷だ。






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